Big Talk

靖国参拝で韓国人は先の大戦の大義を思い出すべきVol.348[2020年7月号]

朝鮮近現代史研究所所長 松木國俊
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APAグループ代表 元谷外志雄

一九八〇年代前半に商社マンとしてソウルに駐在、その後独立して日韓貿易に従事し、現在は朝鮮近現代史研究所所長として正しい歴史の普及に尽力している松木國俊氏。従軍慰安婦や徴用工、日韓併合等、誤った知識・主張が跋扈する日本と朝鮮の近現代史について、たっぷりと本当の歴史を語っていただきました。

松木 國俊氏

1950年熊本県八代市生まれ。1973年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同年豊田通商株式会社入社。1980年~1984年豊田通商ソウル事務所駐在。秘書室次長、機械部次長を経て2000年豊田通商退社。2004年松木商事株式会社設立、代表取締役。現在、朝鮮近現代史研究所所長。著書に『ほんとうは「日韓併合」が韓国を救った』『恩を仇で返す国・韓国』(いずれもワック出版)『本当は素晴らしかった韓国の歴史』(ハート出版)他多数。監修に『今こそ韓国に謝ろう』(百田尚樹著 飛鳥新社)など

創氏改名は
朝鮮の人々が望んだこと

元谷 本日はビッグトークへの登場、ありがとうございます。松木さんはソウルに駐在したことのある商社マンで、朝鮮問題の専門家です。勝兵塾でも講演をしてもらっていますが、今日はいろいろと教えて欲しいと思いお招きしました。ソウルにいたのはオリンピックの前でしょうか。

松木 はい。ソウルオリンピックは一九八八年ですが、私が駐在したのはその前の一九八〇〜一九八四年の四年間と少しです。

元谷 私はオリンピックの少し前と、ソウルオリンピックの開会式のときにソウルに行ったのですが、オリンピック成功のために一丸となって取り組もうと、ものすごい熱気でした。韓国はオリンピックによって随分変わりましたね。

松木 街がきれいになりました。

元谷 この変化にも、日本企業は大きく貢献しています。一九一〇年の日韓併合の時も、日本が韓国の近代化に大きく貢献しました。にも拘らず、韓国は併合前の酷い状態を棚に上げて、日韓併合を非難しています。

松木 代表の仰る通りです。先の大戦後、大韓民国の初代大統領となった李承晩は、日本は不当な植民地支配を行った、自分は上海に大韓民国臨時政府を作って韓国解放に貢献したと、歴史を完全に捻じ曲げて自らの政権の正統性を主張し、求心力を高めようとしました。

元谷 誇るべき歴史がないから、捻じ曲げるのです。一九〇九年に伊藤博文を暗殺した安重根を英雄視するのも、その一つでしょう。

松木 彼は英雄ではありません。伊藤博文は大韓帝国を併合したくなかったのですから。その理由は、日本の経済的負担が重くなることと、国内に異民族を抱え込むのはリスキーだというものでした。できれば併合を行わずに、当面保護国として支援し近代化させるというのが伊藤の方針だったのです。その伊藤を殺してしまった。

元谷 また、日韓併合は、元々は韓国側が求めてきたものでしょう。

松木 当時、大韓帝国最大の政治団体だった一進会の李容九会長は、百万人会員の名前で、全国民に訴える「合邦声明書」を発表し、伊藤博文が暗殺された直後に「合邦請願書」を皇帝純宗、統監の曾禰荒助、首相の李完用に向けて出したのです。李完用首相も国を活かすには日本と一緒になるしかないと決めて、むしろ積極的に併合交渉を進めました。その結果一九一〇年に日韓併合条約が締結されました。

元谷 併合した日本はそれまでの大韓帝国の身分制度を撤廃、併合前には百校程度だった小学校を最終的には四千校以上に増やし、さらにハングルを教えることで朝鮮人の識字率を大幅に向上させました。もちろん、インフラ整備にも多大な投資を行ったのです。しかし、韓国はこれに感謝することなく、逆に「七奪」を主張しています。

松木 今のお金にすれば、日本が朝鮮半島近代化の為に支援した金額は六十兆円以上になりますね。「七奪」とは主権、国王、人命、国語、姓氏名、土地、資源の七つを奪われたという話ですが、これらは全部逆です。本来であれば「七恩」と呼ばれてしかるべきなのです。元々五百年続いた李氏朝鮮(最後の十三年は大韓帝国)は中華思想が強く、中国という大中華の周りに朝鮮やベトナムのような小中華があるという発想なのです。小中華までが人間文明人がいるエリアで、それら以外は犬畜生に等しい野蛮人が住むというのが彼らの世界観でした。朝鮮から見れば、日本は野蛮な「東夷」だったのです。

元谷 朝鮮半島には、大陸からの文化を日本に伝えたという自負もあったのではないでしょうか。

松木 そうなのでしょう。ただ遣唐使等中国から直接日本に伝わるルートも、別にしっかり存在していました。日本はそれらの渡来文化を、独自にさらに素晴らしいものに高めたのです。

元谷 日清戦争も日露戦争も、朝鮮半島を守るための戦いという側面がありました。

松木 その通りです。大韓帝国が自力で近代化を達成、白人の侵略から東アジアを日韓が協力して守るという体制構築が理想だったのですが、それは叶わなかった。だから日本が朝鮮を守ったのです。

元谷 朝鮮半島の近代化は日本にとっての安全保障策でしたから、多額の投資を行いました。歴史を見ても、朝鮮半島は常に中国やロシア、アメリカ等周辺の強国の影響を強く受けてきました。

松木 事大主義ですね。

元谷 しかしそれが脆弱な半島国家の生き延びる術だったのでしょう。

松木 だから大日本帝国として日本が強国だった時に、朝鮮は日本になびいたのです。創氏改名も朝鮮の人々から、日本国民になったのになぜ日本名が名乗れないのか、というクレームがあったために実現したものです。ここにも事大主義が見てとれます。日本名を名乗るか朝鮮名を名乗るかは本人の自由であり、20%の人々は朝鮮名で通しました。従来の姓もそのまま戸籍に残っています。「創氏改名」で日本が姓名を強制的に日本式に変えさせたというのは全くの嘘です。

李氏朝鮮時代の
社会には厳しい
身分制度が存在

元谷 最近の韓国のテレビドラマを観ていると、出演者が皆、色とりどりの美しい衣装を身に纏っています。しかし、李氏朝鮮時代には服の色は白しかなかったはずです。歴史的に誤った映像を作っています。

松木 これも歴史の捏造でしょう。朝鮮には自前の染料がほとんどなかったのです。彼らも自分達のことを白衣民族と呼んでいるぐらいですから。

元谷 また李氏朝鮮時代は、身分制度が非常に厳しかったと聞いています。奴隷もいたとか。

松木 国王のすぐ下には両班(りょうはん・ヤンバン)と呼ばれる貴族階級がいて、その下には下位の官僚になる中人がいて、さらに下には農民層となる常民、そして最下層の奴婢となる賤人がいました。人口の約三分の一が賤人で、その最下層位には白丁(ペクチョン)と呼ばれる被差別民がいました。こんなガチガチの身分制社会だったのです。そして両班は、国王をどう取り込むかという勢力争いに明け暮れていました。農民である常民階級は搾取の対象であり、彼らから富を得た両班は、官職を賄賂で買って地方の長官となり、そこで搾取してさらに富を蓄え、次の任地へ…という繰り返しを行っていたのです。

元谷 そんな国を日本は併合して、お金も労力も使って真っ当な近代国家にしたのですね。

松木 そして先の大戦が終結した時に、日本は今のお金で十六兆円もの民間資産を朝鮮半島に置いてきたのです。日本がこの資産を請求する権利を主張する姿勢を見せたところ、韓国の李承晩大統領は一九五二年に一方的に李承晩ラインを宣言、これを侵した日本の漁船を拿捕、漁師を拘束して人質化、やむなく日本は請求権を放棄して、一九六五年に日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定を結びました。ここでは日本が韓国に対して、無償で三億ドル、有償で二億ドル、民間借款として三億ドル、合計八億ドルを拠出することが決められました。当時の日本の外貨準備高は二十億ドルを切っていましたから、その中の四割以上を韓国の支援に充てたことになります。政府だけではなく民間企業も、カラーテレビから造船、自動車に至るまでの生産技術を韓国企業に教えたのです。韓国は日本の真似をしながら安い人件費を利用して安価な製品を開発、日本のマーケットシェアを奪いながら産業を発展させ、輸出を増やしていったのです。

元谷 昔韓国に行った時には、ほぼ新聞が読めました。漢字が多かったからです。最近の韓国の出版物はハングルのみで、読めなくなりました。この文字はいつ作られたものでしょうか。

松木 十五世紀に李氏朝鮮第四代国王の世宗が、「学のない人でも読める簡単な文字を作れ」と命じて出来たものです。しかし第十代国王の燕山君の時に「独自の文字を作るのは宗主国への反逆と見做される」として一旦禁止されています。また学者らは漢字こそが文字であり、ハングルは下賤なものとして、使用していませんでした。

元谷 階級社会の李氏朝鮮の場合、難しい漢字を支配階級のみのものにしていれば、下層の人々を抑え込めるという思惑もあったでしょう。

松木 確かに下層のものは文盲でいいという意識はあったでしょうね。

元谷 そして日本が併合後に朝鮮語を必須科目とし、そこでハングルを教えたことで広く普及していきます。

松木 その通りです。ただ漢字文化圏では同音異義語が多いのです。日本でもひらがなだけでは文化が維持できないのと同様、ハングルだけでは文化が維持できないので、漢字ハングル混合文を広めたのです。

元谷 ところが今はハングルのみになっています。漢字混じりのハングルで書かれた、日本が朝鮮半島を近代化した歴史を人々に読ませないために、わざとそうした過去隠しをしたのではと勘繰れるのですが。

松木 その可能性はありますね。今の若い人は李朝以前の歴史書はおろか、韓国の学者が書いた30年前の学術論文の漢字さえ読めません。今は「ハングルは世界中の発音が表記できる最高の文字」という妙なプライドを持つ韓国人も多い。しかし例えば放火も防火も発音は「バンファ」で、ハングルで書くと同じになるのです。これが機器の取扱説明書であれば、事故に繋がりかねないことだと思います。

国連の人権理事会は
日本について無知だ

元谷 日韓関係の大きな問題と言えば、慰安婦に関することです。これは民間業者がニーズのあるところで、売春宿を開業したという話だと思うのですが。

松木 全くその通りです。それが韓国では二十万人の女性を強制連行したという話になっています。

元谷 そんなことがあれば、大騒動になっているはずです。実態としては日本でもあったことですが、貧しい家の娘さんが親のために女衒に買われて売春婦として働き、借金を返せば帰ってくるという一つの制度だったのです。

松木 ほとんどはそのような形だったのですが、悪徳女衒もいました。就職させると甘言で親を騙して売り飛ばす。朝鮮半島では朝鮮人のそんな人さらい組織があり、日本の官憲が取り締まっていました。大連に売られた娘を官憲が救出したという記録もあります。しかしそれとは逆の、日本の官憲が朝鮮人の女性を拉致したという話を、今、世界で流布しているのです。

元谷 徴用工の話も全く事実と異なりますね。

松木 彼らにとって日本は憧れだったのです。一生水飲み百姓で過ごすより、ジャパニーズドリームに賭けようと。しかし朝鮮半島からそんな人が大量に来るのは社会不安の原因なので、日本はずっと制限していたのです。昭和十四年から十七年までだけでも朝鮮半島から日本への約二万人の密航者が発覚、全部送り返しているのです。日本政府が朝鮮人を拉致して労働力として使ったというのであれば、送り返さずそのまま炭鉱送りにしていたでしょう。日本はきちんと法律に従って動いていたのです。しかし韓国は歴史を捻じ曲げてこの問題を国連に持ち込み、元徴用工に補償と謝罪をせよという勧告を国連から日本へ出させようとしています。私は昨年八月、国際歴史論戦研究所上席研究員という立場で、軍艦島の元島民である坂本道徳氏と、韓国でベストセラーになった『反日種族主義』の共同著者の李宇衍氏と共にジュネーブにある国連人権理事会に出向き、スピーチとシンポジウムを行ってきました。行ってみて驚いたのは、国連の委員たちの多くが日本について何も知らないことです。日本と韓国や中国の違いすら分からない。これでは韓国が行って嘘八百並べれば、通ってしまう。代表がよく仰っているように、三千億円の予算で三千人のスタッフを擁する情報省を作るぐらいのことをやらないと。

元谷 また韓国では『親日派のための弁明』という本を書いた金完燮氏のように、本当のことを言うと迫害されるのです。

松木 私がソウルに駐在した一九八〇年代前半には、個人的に五十代以上の人と話をすると、皆日本のおかげで発展することができたと感謝していたのです。心の中は親日なのですが、李承晩以来の反日政策で人前では反日にならざるを得なかった。歴代政権も日本を敵にすることで国をまとめてきたのです。

元谷 敵を作ることで結束を図るのは、世界中で常套手段でしょう。そもそも反日だった李承晩大統領は、憲法第九条があるために反撃をする恐れのない敵として日本を選び、サンフランシスコ講和条約が効力を発生する直前の一九五二年一月に李承晩ラインを宣言して、竹島を領土に取り込んだのです。

松木 韓国は独島義勇守備隊を上陸させて海上保安庁の巡視船に銃撃を行う等、やりたい放題をします。その時の防衛庁長官は、日本は憲法第九条があるから、武力で竹島を取り戻すことはできないと答弁しています。

元谷 同じことが中国相手に尖閣諸島で起きる可能性もあるのです。中国はロシアやインド、ベトナム等、陸続きの国とは一通り戦争をして国境を確定させています。膨張するためには海洋進出しかないと、中国は第一列島線、第二列島線という戦力展開の目標ラインを勝手に定めています。さらに南シナ海では岩礁を埋め立てて、滑走路まで作っているのです。

松木 二〇一六年にオランダ・ハーグの仲裁裁判所は、南シナ海で中国が主張する主権を認めない裁定を下しましたが、中国はそれを無視しています。

元谷 また二〇〇七年、中国軍幹部はアメリカのキーティング太平洋軍司令官に太平洋を米中で分割管理しようと持ちかけています。

松木 習近平主席が目指しているのは、正にそれでしょう。

元谷 そうなると日本は中国勢力下に入ることになります。断固抵抗すべきです。世の中はバランス・オブ・パワーで平和を維持しています。均衡が崩れ、弱いと見做されたなら、どんどん侵略されてしまうのです。

松木 仰る通りで、力の空白が戦争を呼ぶのです。この観点から考えると、日本国憲法は侵略を呼び込むとても危険な憲法です。侵略の危険をかろうじて、自衛隊と日米安保で食い止めている状態なのです。

総選挙で与党が勝つと
南北統一が一気に加速する

元谷 自衛隊が中国の進出を食い止めている理由の一つが、海上自衛隊の深深度潜水艦と深深度魚雷の存在です。この潜水艦は海底九百メートルの深度から魚雷を打つことが可能で、これに太刀打ちできる潜水艦はありません。だから日本は日本海での制海権を維持できているのです。しかし中国が同等の性能の潜水艦を開発すれば、日本のアドバンテージは消滅します。中国が第五世代戦闘機の運用を開始した今、日本の制空権は非常に危うくなっています。これと同様のことが制海権でも起こる可能性があるのです。

松木 よく話し合いで、解決しましょう…と言いますが、その背後に武力がないと、話し合いや交渉はできません。

元谷 その通りです。自衛隊はしっかり役目を果たしているのですが、北朝鮮が核兵器を保有した今、日本も核抑止力を保有する必要があります。そこでNATO四カ国が導入している有事におけるレンタル核システム、ニュークリア・シェアリング協定をアメリカと締結するべきだと私は主張しています。このために国会決議で非核三原則の「持ち込ませず」を撤廃するのです。北朝鮮は着々と核兵器開発を続けていて、既に弾道ミサイルは完成、さらに核弾頭を小型化した多核弾道ミサイル(MIRV)を開発しようとしています。これに対抗しないと。

松木 四月十五日に韓国は総選挙を迎えます。このままだと、文在寅大統領率いる与党「共に民主党」が圧勝しそうな勢いです。与党が勝つと韓国は一気に左傾化して、北朝鮮との統一ムードが高まるでしょう。こういうシナリオも考えられます。北朝鮮の金正恩体制を米中が結託して潰し、叔父の金平一かマレーシアで暗殺された金正男の息子、金漢率を中国の傀儡としてトップに据えるのです。その北朝鮮と文在寅大統領の韓国が中国の後押しで連邦国家を建国すれば、核兵器を保有した人口八千万人の反日国家が誕生するのです。そして核を背景に、日本に植民地支配の賠償を求めてくる。核兵器に対抗できる力を持っていないと、日本の独立すら危うくなります。北朝鮮に大陸間弾道ミサイルがあれば、日米安保があっても、アメリカが日本のために核による反撃を行うことはないでしょう。

元谷 だからこそ、ニュークリア・シェアリング協定による核抑止力が必須となります。中国や北朝鮮の核に対抗して、バランス・オブ・パワーで平和を維持するのです。このことを反日メディアが理解していないから、わかっている政治家も選挙を意識して口に出せない。多くの日本人は新聞の論調に毒されていて、本当のことを知らされていないのです。真実を知れば皆愛国心を持ち、皆保守になります。報道でも教育でも、日本は侵略をした国と教えている。これは逆で、日本は侵略された国を解放した国なのです。

松木 教育は非常に大きな問題です。日本の場合には、幸いにして飾らずに真実の歴史を勉強するだけで、日本に誇りを持つことができるのです。

元谷 そうです。日本が先の大戦を戦っていなければ、今でも西欧の白人・クリスチャンの世界が広がっていて、まだ植民地のままの国が数多く残っていたでしょう。日本は戦争には負けましたが、多くの植民地の解放を勝ち取ったのです。一九五五年のアジア・アフリカ会議(バンドン会議)では、独立を成し遂げた国のリーダー達がこぞって日本代表に感謝の声を掛けました。しかしその後、日本が自虐的になるに連れ、責めた方がお金を取れるとアジア諸国の空気が変わっていくのです。

松木 大東亜戦争の大義の下、朝鮮人も日本人と一緒に戦っていて、靖国神社にも二万一千柱の朝鮮人が祀られています。今の韓国では彼らは日本に命を売った国賊なのですが、本当はそうではなく、日本にとっても朝鮮にとっても、そして解放されたアジアの国々にとっても英雄なのです。そのことを韓国人は靖国神社を参拝することで、思い起こして欲しいですね。

元谷 私も全く同じ意見です。最後にいつも「若い人に一言」をお聞きしているのですが。

松木 まず自分の体に流れる祖先から受け継いだ血に自信を持って欲しいですね。それを自覚するだけで、今後の人生の荒波も乗り越えていける。それにはまず本当の歴史を知ることではないでしょうか。

元谷 今日は本当にありがとうございました。

対談日 2020年4月3日