藤 誠志社会時評エッセイ

  • 日本は不測の事態に備えるべきだVol.388[2025年1月号]

    独裁者らの密約によって 北朝鮮兵がロシアへ  十一月五日付の産経新聞のオピニオン面の「斎藤勉の眼」に、「金正恩が露朝同盟に縋る『斬首』回避」というタイトルの一文が掲載されている。「人命・人権に冷淡な独裁者同士の軍事同盟に […]

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  • 「ホテル大戦争」時代を勝ち抜けVol.387[2024年12月号]

    インバウンドの増加で 好調が続くホテル業界  週刊東洋経済の九月一四日号の特集は「株の道場 乱高下でも勝てる株」だった。この中に「四季報『秋号』を先取り!」「最新の秋号予測でお宝銘柄を探そう」という記事が掲載されている。 […]

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  • 特攻隊員から多くのことを学ぶVol.386[2024年11月号]

    関大尉は最期まで 妻や両親を思いやった  先日、久しぶりに会った友人から一冊の本をいただいた。『実録神風特別攻撃隊完全版』(竹書房)という本だ。すぐに読んでいたのだが、今月号のエッセイを書く段になってその存在を思い出した […]

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  • 中国の属国化を避けるべく抑止力の強化をVol.385[2024年10月号]

    対中抑止力向上のために AI兵器導入を図るアメリカ  八月二日付けの産経新聞朝刊の一面トップに、「国防副長官インタビュー」「米、AI無人機 数千導入」「来年八月までに」「対中抑止力向上」という見出しの記事が掲載されている […]

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  • 記憶力ではなく創造力を磨く教育をVol.384[2024年9月号]

    未来予測を的確にできる人が 真のエリート  戦後教育を受けて育った我々は記憶力勝者を以ってエリートとされているが、真のエリートとは創造力や構想力があり、未来予測が的確な人ではないだろうか。丸暗記が上手で、決められた試験の […]

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  • 外務省は国益に合致した外交実施体制の強化をVol.383[2024年8月号]

    状況変化に合致した 在外公館施策を行うべき  雑誌「選択」の六月号の「社会・文化 情報カプセル」欄に「増え続ける『無駄』な在外公館」「現地の実情無視で省益拡大の外務省」というタイトルの記事が出ている。「在外邦人が減少の一 […]

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  • 実用主義者に見る中国経済のリスクVol.382[2024年7月号]

    日本でも中国でも 中古品の人気が上昇中  五月一日付の日本経済新聞朝刊の国際・アジアBiz面にASIAトレンドとして「中国、高級ブランドの中古品人気」「景気停滞でコスパ重視」という見出しの記事が掲載されている。「中国で高 […]

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  • 防災体制の充実が観光立国日本を支えるVol.381[2024年6月号]

    まだ多くの人々が コロナ禍前に戻れない  昨年(二〇二三年)の五月八日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同じ「五類」に移行してから一年が経過した。それまでの「新型インフルエンザ等感染症( […]

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  • 安保教育の充実で自ら戦う日本人を増やすべきVol.380[2024年5月号]

    中ロが常に想定している 戦場での戦術核の使用  三月四日付の産経新聞の櫻井よしこ氏のコラム「美しき勁き国へ」のタイトルは、「核の傍観者になるな」だった。「ロシアのプーチン大統領が二月二九日、上下両院議員を前に年次教書演説 […]

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  • 情報防衛と情報取得の能力のさらなる向上をVol.379[2024年4月号]

    武力攻撃以前に行われる 自衛隊のサイバー防御  二月六日付の産経新聞朝刊の一面に、「外務省公電情報が漏洩」「中国からサイバー攻撃」という見出しの記事が掲載されている。それによれば、「機密情報を含む外交公電を在外公館とやり […]

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  • 人口増加を止めてバランスのとれた地球環境にVol.378[2024年3月号]

    長いスパンで考えれば 戦争はどんどん減っている  一月九日付の日本経済新聞朝刊の三面に、「一〇大リスク『米分断』一位」という見出しの記事が出ている。「国際政治学者のイアン・ブレマー氏が率いる米調査会社ユーラシア・グループ […]

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  • 日本は国際法遵守を主張し続けるべきだVol.377[2024年2月号]

    ウクライナ支援予算が 年内に枯渇する危険  十二月四日付産経新聞のオピニオン欄の「世界の論点」に、「ウクライナ 米欧支援の行方」という記事が出ている。「ウクライナは、ロシアの侵略開始から二度目の冬を迎えた。領土奪回を目指 […]

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  • 三正面作戦に臨むアメリカの動向を注視せよVol.376[2024年1月号]

    岩盤支持層を維持 復活に近づくトランプ氏  十一月六日付の日本経済新聞一面の米大統領選二〇二四というシリーズに、「トランプ氏、共和候補独走」「『三割の岩盤』復権支え」という記事が出ている。「二〇二四年十一月五日の米大統領 […]

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  • 人種平等の世界の為に日本は戦ったVol.375[2023年12月号]

    無条件降伏の要求は 「民族抹殺」に他ならない  日本政策研究センターが発行している月刊情報誌「明日への選択」に、岡田幹彦氏の「アメリカから見た大東亜戦争―『敵』を知らなかった日本」という記事が連載されている。「米軍人の語 […]

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  • 日英同盟を手本にアメリカと同盟をVol.374[2023年11月号]

    有事に国家と国民を守れるのは 自衛隊だけである  九月四日付の産経新聞の正論欄に、兼原信克氏の「国守る自衛隊員に恩給復活せよ」という一文が掲載されていた。「台湾有事の可能性が盛んに論じられるようになった」「仮に台湾戦争に […]

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