この度の令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈りいたしますとともに、被災された皆様ならびにご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復旧復興を、心よりお祈り申し上げます。
支援物資を提供
令和6年元旦、最大震度7強を記録した能登半島地震が発生しました。それにより被災地の七尾市では、アパグループの管理物件2棟も大きな影響を受け、特に断水はお住まいの皆様に大きな不便を強いることになりました。その状況に対してアパグループではいち早く、1月3日(水)に「アパホテル公式ミネラルウォーター富士川源流天然水」と「アパ社長カレー」を、管理物件2棟・114世帯分を金沢市内のアパホテルで積み込んでお届けしました。
お渡しした管理組合の理事長様からは、「このように道路状況が悪く、余震も続く中でいち早く救援物資を届けていただき大変ありがたい。断水により飲料水の確保が困難な状況で、今、最もありがたい支援です」と感謝のおことばをいただきました。
また5日(金)には、能登地区の営業拠点となるアパグループ七尾店にも天然水や簡易トイレなどの支援物資を届け、被災地域での活動を支援しています。もとより「富士川源流天然水」と「アパ社長カレー」は、災害用備蓄品としても活用しており、東日本大震災など全国各地で災害が発生した際には支援物資として提供した実績があります。
アパグループでは、「グループ発祥の地」石川県での災害発生に対して、今後も積極的な被災地支援を行って参ります。
本年1月4日(木)、年頭にあたり会長・ホテル社長とCEO・専務が、本社役員や社員とともに日枝神社に参拝し、その後に本社にて年頭朝礼を開催しました。
朝礼において会長は、「今年は、『アパ躍進の年』にしていきたい。日本で圧倒的No・1を勝ち取り、世界戦略を拡大していくために、全力でトライして行こう」と力強く社員を鼓舞しました。CEOは、「令和6年能登半島地震にて、従業員が無事だったのは喜ばしく、不眠不休で働いてくれた従業員へ感謝している。一日も早く日常を取り戻してもらえるよう、行政と協力しながら北陸地方をバックアップして、盛り上げていきたい」と述べました。
アパグループは、「平時はホテルとして、有事はホスピタルとして」地域に寄り添い、安心と安全を届けられるよう、人々の心に「元気の灯」を灯すことのできる企業として、グループ一丸となって励んで参ります。
アパホテル〈那覇松山〉
リニューアルオープン!
12月27日(水)、運営中のアパホテル〈那覇〉とアパホテル〈那覇若狭大通〉について、それぞれの屋号をアパホテル〈那覇松山〉とアパホテル〈那覇空港若狭〉に変更しました。また、アパホテル〈那覇松山〉(全363室)は、増室と館内のリニューアルを終え、同日リニューアルオープンを迎えました。
アパホテル〈那覇松山〉は、フロント・ロビーに高級感のあるシャンデリアを設置。客室および共用廊下の内装を一新。また、2階の大浴殿「玄要の湯」の脱衣所の設備を更新し、宿泊者が利用しやすく、くつろぎとやすらぎを感じられる施設へとリニューアルしました。客室は壁・天井のクロスとカーペットの全面張り替えを行い、高品質・高機能・環境対応型を理念とする「新都市型ホテル」仕様へ全室リニューアル。全室50型以上の大型液晶テレビや客室の明るさにこだわったシーリングライトなどを導入し、今まで以上に快適な客室空間となりました。また、隣り合うシングルルーム同士を繋げて利用できるS‐Sコネクトツインルーム(シングル‐シングルコネクトツインルーム)も新設しております。
第一班 札幌コースを実施
1月21日(日)~の2日間、社員研修旅行第一班 札幌コースを実施し、総勢374名が参加しました。
初日は、全国各地から新千歳空港に社員が集合し、新千歳空港内のポルトムホールにて結団式を行いました。
結団式では、CEOより「元日に能登半島地震が発生し、非常に心を痛めているが、ピンチをチャンスに変えて、アパホテルが社会インフラの一つになるよう尽力していきながら、一手一手着実に復活の手を打っていきたい。今期も過去最高益を狙える位置にいるので、確実に達成できるよう努めていこう」と話しました。続いて専務が「今回の社員研修旅行では、他社施設を様々な視点で観察したり、会ったことのない社員と交流したり、たくさんのことを吸収してほしい。また、札幌・すすきのエリアには直営ホテルのみならず、FCホテルやアパグループが過去に手がけた分譲マンション等が密集しているので、視察することで学びを得てほしい」と述べ、社員研修旅行がスタートしました。
結団式後は、エスコンフィールドHOKKAIDOを視察。スタジアムツアーでは、ファイターズガールの案内で、ダイヤモンドクラブシート、インタビューエリア、ダグアウトを見学し、巨大な開閉式屋根を選手と同じ目線から見ることができ、非常に貴重な体験となりました。その後バスで札幌市内に向かい、アパホテル〈札幌大通駅前南〉をはじめとした直営ホテル7ホテル(全1、882室)、FCホテル2ホテル(全308室)、マンション4棟(581戸)を視察。札幌市内のアパホテルでは、ベッド下収納スペースも設けられており、北海道内でも急増する訪日外国人観光客の長期滞在を考えた仕様であることが確認できました。視察後は、宿泊先の札幌プリンスホテル別館「国際館パミール」の宴会場にて、夕食懇親会を開催しました。CEOは「今回の参加者総勢374名分の視点で、顧客目線で多くの気づきを得てほしい。ホテル開発にも新しい視点が必要。社員一人ひとりが、様々な目線で物事を観察することで、会社に貢献できるよう業務に取り組んでほしい」と話しました。
2日目は、雪の札幌市内をバスで回遊し、市内のアパホテルや自社マンション物件等を車窓視察。その後、札樽道を通って小樽に移動し、雪景色の小樽運河を見ながら、歴史が香る街を堪能しました。
グランドパーク小樽の宴会場で行われた解団式で専務は、「アパグループはコロナ禍でも採用も運営も開発も滞りなく進めてきた。引き続き知恵を蓄え、実際に行動していくことが大切である。人生には辛いことや悲しいことが必ずあるが、それを受け入れ、理解し、努力することで必ず美しい虹がかかる。今後も、自身の周りの方々に感謝し、病気や怪我なく業務に邁進していこう」と社員を激励し、参加者は各地への帰路につきました。今回の社員研修旅行では、今後さらなる需要増加が見込まれる札幌・すすきのエリアの直営・FCホテルを多く視察することにより、進化するアパホテルの変遷を肌で感じることが出来ました。ホテル業界を牽引するアパグループ全体で一丸となり、より一層連帯感の醸成を行うことができた、充実した研修旅行となりました。
「敷島隊五軍神」を慰霊
12月29日(金)、会長とホテル社長が愛媛県西条市にある「楢本神社」を訪れ、神風特攻隊の第一号である「敷島隊五軍神」の慰霊をいたしました。
神風特攻の先陣を務めたのは、1番機=関行男中佐(23歳、愛媛県出身)、2番機=中野磐雄少尉(19歳、福島県出身)、3番機=谷暢夫少尉(20歳、京都府出身)、4番機=永峰肇飛行兵曹長(19歳、宮崎県出身)、5番機=大黒繁男飛行兵曹長(20歳、愛媛県出身)の5名。
1944年10月25日、零戦に250キロ爆弾を抱かせて、フィリピン・マバラカット飛行場から出撃。サマール島沖にて敵艦から飛んでくる機関砲をかわしながら、米国護衛空母「セント・ロー」に体当たり。零戦が命中した際に航空燃料が爆発し、搭載していた250kg爆弾は飛行甲板を貫通して格納庫で爆発するなど、複数の誘爆を繰り返し、見事に「セント・ロー」を沈没させる大戦果となりました。
敷島特攻五軍神の慰霊碑は、「国のため、愛する家族・仲間のために散華していった霊によって、今の日本が在ること、支えられてきたことを日本人自身が忘れてはいけない」という想いで1975年3月に建立されました。また、敷島隊が飛び立ったマバラカット東飛行場跡には、それより前の1974年5月に「神風特攻隊全戦没者の碑」がフィリピンの人々の善意で建立され、その碑には「カミカゼ特攻の理念は正にすべての国が相互尊重と機会均等の原則に従って共存共栄を偕にする世界の秩序と平和の確立をひたむきに願い、その実現のために散華したことです」という内容が記載されているそうです。
オフィシャルスポンサー契約を締結
この度アパホテルは、株式会社不二家・公益社団法人日本将棋連盟が主催するタイトル戦「叡王戦(えいおうせん)」に、第9期より協賛いたします。同時に、アパホテルが運営する温泉旅館「アパリゾート佳水郷(かすいきょう)」(石川県加賀市片山津温泉)が、第9期叡王戦の開催地として立候補いたしました。
アパホテルは、高品質・高機能・環境対応型の「新都市型ホテル」というホテルコンセプトを確立し、ホテルネットワークとして全国最大の客室数を擁するホテルチェーンにまで成長してきました。その過程では、企業文化を守りながらも環境変化に応じて一手先んじて新しいものを取り入れ続ける進取の精神を重んじてきました。将棋界においても、将棋文化という伝統を守りながらも、将棋AIの登場により若手棋士の躍進や新たなファン層の拡大など、大きな進化を遂げています。当社は叡王戦の協賛を通じて、将棋文化を広く発信し、将棋界の進化に貢献して参ります。
12月18日(月)、アパグループは、宿泊療養施設としてアパホテル〈岐阜羽島駅前〉を提供したこと等、新型コロナウイルス感染症対策をはじめとする警察活動へ協力したことについて、岐阜羽島警察署長より感謝状を贈呈いただきました。
当社は2020年、コロナ禍の初期からホテル業界において率先して一棟貸し施設を提供し、国難ともいえる状況に際し、国や自治体に対して約3年のあいだ継続的に協力して参りました。岐阜県へはアパホテル〈岐阜羽島駅前〉、およびアパホテル〈大垣駅前〉を2023年春まで宿泊療養施設として提供しました。