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APA NEWS DIGEST[2023年8月号]

アパホテル〈渋谷道玄坂上〉
増築棟 起工式開催

 6月12日(月)、アパホテル〈渋谷道玄坂上〉の計画地において増築棟の起工式を執り行いました。神事後の挨拶にて専務は、「本日、起工式を迎えられたことを嬉しく思う。アパホテル〈渋谷道玄坂上〉が開業を迎えてから11年が経過したが、縁があって隣接敷地に新しいホテルを増築することとなった。このホテルはアパホテルの中でも最も単価の高いエリア、女性の宿泊客比率の最も高いホテルとなっている。女性の活躍する街「渋谷」では、渋谷駅を中心に再開発が進んでいるが、アパホテルもこの地でチャンスをもらったと思う。アパホテルはサッカー日本代表のスポンサーにもなり、日本はもっと強くなれるというテーマの下、誇りをもって負けないように戦ってこのプロジェクトを成功させたい。先月、アパグループは創業52周年を迎え、多くの期待を頂けていると実感した。雨降らずして地固まらずという言葉を胸に、竣工時に美しい虹がかかるよう、安全最優先で工事に取り組んでほしい。そして、女性に喜んでもらえる仕組みを作り、アイディアを出し合い、地域に愛されるホテルとなるよう頑張ってほしい」と述べました。
【物件概要】鉄骨造・地上12階建て・全74室、2024年11月開業予定

アパホテル〈東京西葛西駅前〉 起工式開催

 6月20日(火)、アパホテル〈東京西葛西駅前〉の計画地において起工式を執り行いました。
 神事後の挨拶にて専務は、「本日、晴天にも恵まれた中で起工式を執り行うことができて嬉しく思う。西葛西はフランチャイズのアパホテル〈TKP 東京西葛西〉が開業した土地でもあり、ビジネスホテルも多く、ホテルの激戦区となっている。また東京メトロ東西線で都心の「大手町」や「日本橋」へもアクセスできる。さらに江戸川区は子育て支援が拡充しており、「東京ディズニーリゾート®」にも近いため、カップルやファミリーにも人気があり、ビジネスにも観光にも利用できる至便な立地となる。来年の開業に向けて、1ホテル1イノベーションの理念の下、進化を前向きに受け止めて工事を進めて欲しい。ホテルがあるからこそ街は発展するので、経済発展の受け皿となるホテルを皆で誇りをもって造り、完成した暁にはお客様に感動を与えられるよう、全員でアイデアを出し合いながら、地域に愛されるホテルを目指して欲しい」と述べました。
【物件概要】鉄骨造・地上10階建て・
全158室、2024年8月開業予定

2023年社員研修旅行
第一班首都圏コース・第二班関西コース

 5月28日(日)~の2日間、社員研修旅行第一班首都圏コースを実施し、総勢236名が参加しました。
 初日の結団式で会長は、「これまで順調に事業を続けてくることができたのは社員の努力の結果である。様々な物件の視察等の経験を通じ、今後の業務の糧にしてほしい。社員研修旅行を楽しいものにしていこう」と挨拶しました。続いて専務が「普段はおもてなしする側だが、レストラン・ホテルなどのおもてなしを受ける側になることで、楽しみながらも経験として蓄積してほしい。若手で初参加の方も、知っている人だけで集まるのではなく、勇気をもっていろいろな人と交流し地区や所属に関わらず有意義な意見交換の機会にしてほしい」と挨拶しました。
 視察研修では、両国国技館に隣接するアパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉(地上31階/1、111室)やホテル単体として日本最高層を誇るアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉(地上50階/2、007室)などの自社施設を回りました。両国の最上階からは26ものアパホテルを確認することができ、アパホテルネットワークの広がりを実感、会長が「日本の財産を守ろう」と考え、日本企業で唯一手を挙げて落札し、リニューアルした幕張においては、アパホテルのブランドアップ戦略や誇りをもって経営してきた会長の理念を一人一人が再確認することができました。
 懇親会においてホテル社長は、「他から学ぶべきことがたくさんある。大いに羽を伸ばし、楽しい時間を過ごしていきたい。コロナも終息を迎え、浅草で見たように観光客も多く、社会が賑やかになっている。決算も素晴らしいV字回復を遂げており、この勢いをもって、文字通り圧倒的No・1ホテルチェーンを目指す。そのためにも、本日は大いに盛り上がり、社員研修旅行を大成功させよう」と力強く乾杯の挨拶をしました。
 2日目は、豊洲市場や歌舞伎町エリアの自社施設を視察。東洋一の歓楽街とも称される「眠らない街」歌舞伎町エリアには、計5棟1、610室の客室があり、多くのホテルが立ち並ぶ激戦区において、高いRevPARを記録しており、アパの経営戦略の強みを再認識しました。
 解団式において専務は、「財閥系でも鉄道系でもない石川県の会社がここまで大きくなったのは、様々な工夫を重ねてきた結果である。今回の社員研修旅行では、全国各地から社員が集まり、自社、他社、様々な視察ができた。一番大事なのはそれぞれの個性。今後も個性を生かしてお客様一人ひとりの満足度を高めていってほしい」と挨拶しました。
 6月4日(日)~の2日間は、第二班関西コースの研修旅行を実施し、総勢280名が参加しました。
 結団式においてCEOは、「大阪の街を見て、人の動きの活発化を実感できた。今年度も増収増益を見込んでおり、それを還元すべく今年6月に全社員のベースアップを予定している。また人間ドッグ対象者枠の拡張、置き型社食の導入等を実現し、皆の健康寿命を延ばせるようしていきたい」と挨拶しました。

 結団式後は、大阪エリアの多くの自社物件を車窓にて視察。2024年10月開業予定のアパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉(地上40階/2、055室)の建設地では、鉄骨が組みあがっている様子を眺め、来年に完成する西日本最大の客室数のホテルに社員一同思いを馳せました。さらに、1、704室を誇るアパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉では、34階のスイートルームや屋上の「ビックリマンプール」、3階にある「BAR 17 CLUB セブンティーンクラブ」の視察も行いました。その後、都市開発が急速に進む「うめきたプロジェクト地」(大阪駅北地区)にて自由散策を行いました。
 懇親会において会長は、「弊社会員制度の特徴であるキャッシュバックシステムが大変好評であり、多くの人に会員になってもらった。アパがこの勢いで拡大成長を続けていけば、ホテルや人員も増え、より多くのお客様をお迎えできるだろう。いつもはおもてなしを届ける側だが、今日はおもてなしを受ける側となって、お客様にどう接していくべきかと考えて欲しい」と挨拶しました。

 2日目は、京都駅周辺のアパホテルをバスの車窓より視察し、祇園エリアに向かいました。会長・ホテル社長は人力車にて周辺を巡られ、八坂神社で参拝し、アパホテル〈京都祇園〉EXCELLENTの視察を行いました。大勢のインバウンド旅行客で賑わっており、観光需要の回復を感じることができました。
 解団式では、会長より「今回の研修旅行を通じて、他社施設を自ら体験して、サービス業とはどういうものか、また今後どう対応していくかということを知る機会としては良かった」とお話があり、CEOより「この研修旅行を通じて、他社と比較して気づいたことや経験したことを各事業所に戻っても是非活かして欲しい」と挨拶しました。
 首都圏コース・関西コースとも、日本の大都市圏におけるドミナント戦略の優位性を理解し、圧倒的No・1のホテルチェーンになるべくアパグループ全体で一丸となり、連帯感の醸成につとめることができました。
 6月18日(日)~第三班九州コースと7月2日(日)~新潟コースは、次月号「アパニュースダイジェスト」にてご紹介いたします。

「門前仲町駅」にホテル開発用地取得

 この度アパグループは、江東区「門前仲町駅」にホテル開発用地を取得しました。
 本案件は、東京メトロ東西線・都営地下鉄大江戸線「門前仲町駅」より徒歩4分に位置しています。JR京葉線「越中島駅」も徒歩圏内であり、日本橋や東京・大手町エリアなどの都内各所へのアクセスも見込めることから、ビジネスやレジャーなど幅広い需要を見込んで取得に至りました。
【建築概要】
仮称・アパホテル〈門前仲町駅前南〉 11階建・全285室、2025年3月開業予定

「熊谷駅」にホテル開発用地取得版)

 この度アパグループは、埼玉県熊谷市「熊谷駅」にホテル開発用地を取得しました。
 本案件は、上越新幹線、JR高崎線、秩父鉄道「熊谷駅」より徒歩4分に位置しております。熊谷市は埼玉県北部の経済・工業の一大拠点として栄えており、JR線で主要駅の「大宮駅」や「東京駅」へ、新幹線で「長野駅」や「新潟駅」まで乗り換えなしでアクセス可能。周辺には複数の工業団地や「熊谷ラグビー場」などを有する「熊谷スポーツ文化公園」も所在していることから、ビジネスやスポーツイベントなど幅広い宿泊需要を見込み今回の取得に至りました。
埼玉県内では、アパホテル〈さいたま新都心駅北〉(さいたま市・全223室)、アパホテル〈埼玉東松山駅前〉(東松山市・全128室)、アパホテル〈埼玉谷塚駅前〉(草加市・全97室)の3棟を運営しており、本案件を含めると4棟・705室となります。
 今後も全国的に需要が見込めるエリアにおいては、ホテル運営・人員効率の向上を踏まえたドミナント戦略を積極的に行いながら、アパホテルネットワークの拡充を強化して参ります。
【建築概要】
仮称・アパホテル〈熊谷駅前北〉 14階建・全257室、2025年3月の開業予定

東京都庁・岐阜県庁より「感謝状」贈呈
新型コロナウイルス感染症対策に協力

 この度アパグループは、東京都や岐阜県へ宿泊療養施設の提供など、新型コロナウイルス感染症対策へ協力したことについて、感謝状を贈呈いただきました。
 当社は2020年コロナ禍の初期から、ホテル業界において率先して一棟貸し施設を提供し、国難ともいえる状況に際し、国や自治体に対して2年以上の間継続的に協力して参りました。
 東京都へは合計で10ホテル以上、岐阜県へは、アパホテル〈岐阜羽島駅前〉ならびにアパホテル〈大垣駅前〉を宿泊療養施設として提供いたしました。
 今後ともホテル業界を率先し社会貢献できるよう、グループ一丸となって取り組んで参ります。